スペイシー100 腰上完成まで

ども、のやつです。
今日もバイクの分解です。
毎回毎回分解ですね。完成したバイクにはいつ乗るんでしょうね、
ま、気が向いたら乗るんでしょうね、

今日も、
組み立てます。

スペイシー100 腰上完成

までです。
シリンダーヘッドまで組み付けたところまででしたよね、、、
カムシャフトホルダー
そしたら、次はカムシャフトを組み付けます。カムシャフトホルダーって言うのかな?カムシャフトが刺さっているカタマリね。これもカムシャフトごとシリンダーヘッドボルトに通して組み付けるのですが、ロッカーアームの軸に切り欠きがあります。
この切り欠きとカムシャフトホルダーのボルトの穴がそろっていないと、組み付けることができません。

ロッカーアームシャフト
ここの切り欠きがシリンダーヘッドボルトに合うのです。
分解の時は「スコ」っと外せるので、全く気が付きませんでしたが、組み立ての時、
に「スコ」っと組めないです。
気が付いてしまえば簡単なことなのですが、知らずに組付けようとすると、
「あれ、組めない、、、」
「なんで?」
ってなります。

、、、と説明しても、スペイシーのエンジンを分解組み立てに挑戦したい!
ってかたが何人くらいいるんでしょうか、、、ま、いいや。

圧縮上死点
カムホルダーが組めましたら、ピストンを圧縮上死点の位置に合わせます。
フライホイールの「T」マークを個々の切り欠きに合わせます。
マークが見えなくても、切り欠きの位置がわからなくても大丈夫、
ピストンが一番上まで上がった所
が圧縮上死点です。
スパークプラグが刺さる穴にドライバーか何かさしてクランクシャフトを回しますと、わかりやすいと思います。

カムシャフト側の圧縮上死点位置
 カムシャフト側の圧縮上死点の位置はこのように合わせました。
カムシャフトの方は目印が見づらくなりにくいですね、常にエンジンオイルがかかっていますので、部品が錆びないので、目印を見つけやすいです。
カムスプロケットの線とシリンダーヘッドの上面を揃えます。
クランクシャフト、カムシャフトの位置関係がずれていますと、
エンジンの調子がすこぶる悪くなるので、しっかり合わせます。

チェーンテンショナーを組み付けます。
 タイミングチェーンをかけましたら、チェーンテンショナーを取り付けます。
真ん中の穴の中のネジを回して、テンショナーを縮めて、縮めた状態を保ったまま、
二か所のネジで組み付けます。
二本のネジを締め付けたら、縮めた状態に保っていた手を放して、チェーンを張ります。
真ん中のネジは手を離すとバネの力で、ピョーンと戻ってしまいますので注意します。

ここまで組みましたら、クランクシャフトを手で二回転させて、
クランクシャフトとカムシャフトの上死点位置がずれていなければ組み付け出来上がりです。
バルブクリアランスも調整せてみました。
基準値がわからないので、
インテーク、エキゾースト、両方
0.05ミリにしてみました。
整備所をもってないので、正確な数値はわからないのですが、もしかしたら
エキゾースト側はもう少しひろくしたほうがいいかも。
とりあえずこれで良しとします。


そして、
無事エンジンがかかるように
祈りながら
蓋を閉めます。
エンジンちゃんとかかってね、おかしな音、出さないでね。
お願いだよ、約束だからね、たのむよ、、、
、、、よし、これだけお願いしておけばだいじょうぶだろう、、、、
 
、、これで、エンジンは良しと、、、

今日はここで区切りがいいので、おしまいにしますね。
次回は、ギアボックスの組み立てをしていこうかと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それでは明日もがんばってください。



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